すべてが「はじめて」のサイト作り その1

はじめに

このサイトを作った経緯を、未来の自分にむけてまとめておきます。 初心忘るべからず。どんな気持ちでサイトを立ち上げたのか。 サイト運営が上手く行かなくなったら戻ってこれる場所として。

Webサイトを作ろうと思ったキッカケ

これまで、ホームページというものを自分で作ったことも公開したこともありませんでした。 2020年からはじめた「note」が、blogとよべる?、最初のプラットフォームです。

noteでは、暮らしで起きたことや考えたことを主に書いています。

そうしたプラットフォームを持っていながら、個人サイトを作ろうと思ったのは、数学ガールの著者である、結城先生のツイートでした。 https://twitter.com/hyuki/status/1675366572247109634?s=20

いろんなSNSにいろんな人がいるけど、URLで案内できるのは素晴らしいことですね。やはり、基本的なWebの仕組みって人類最大の発明の一つだと思うなあ。

おりしも7月初旬に起きたTwitter騒動のさなかで、閲覧制限がかかったときでした。(参考:2023年7月から発生した全世界的な閲覧制限と混乱

結城先生のツイートを見て、ひとつのプラットフォームに依存しているのもどうかと思うようになりました。また、このツイートをキッカケに、自分でドメインと取って、自分のSNS(Mastodonによる御一人様インスタンス)を立ててみようと興味がわいてきました。

いろいろ調べたり考えたりしているうちに「やってみたい」になりました。やったこともないし、面白そうだなぁと。

サーバーをレンタルし、ドメインを取得する

さて。わたし自身、インターネットのなんたるかをちゃんと分かっていないので、自分でサーバーを作るのはハードルが高いと考えました。家庭のリスクにもつながるので、サポートかつ、リスク対策が行われているサーバーを借りることにしました。

Mastodonでインスタンスを立ち上げたいので、選んだサービスは「さくらのVPS」を選びました。Mastodonのレシピもありましたし、古くからある知っているレンタルサーバー屋さんだったというのもありました。Mastodonは、サブドメインで設定する予定です。 さくらさんは、ドメイン取得サービスも行っていたので、一緒に申し込みをしました。

数時間でサービスもドメインも取得出来ました。 世の中便利ですね。

※とくに、わたしとさくらさんとは、なんら関連はありません。(関係性の明示) 後で分かったのですが、普通のWebサイトを立てるだけなら、もっと安く済む方法があるみたいですね。

費用としては、1,000円/月以下ぐらいですね。Twitter Blueより安くしたい気持ちはありました。

レンタルサーバー? VPS?

一番最初に調べたのは、「レンタルサーバー」と「VPS」の違いです。 詳細な区別はちゃんとありますが、ザクっと言えば、レンタルサーバーは、webサイト/メール専門のサーバーサービス。VPSはより自由度が高いサーバーサービスと言ったところでしょうか。 VPSでは、プログラミング言語をインストールすれば、なんでも動作可能というイメージですね。 なので、Mastodonインスタンスというプログラムが実行できる環境になります。

webサーバーもVPSで作ることにしました。 あまり手の込んだことは出来ないだろうと思ったので、自分のサイトもnoteのようにシンプルな表示だけできれば良いと思いました。「コメント」や「スキ」も、なくていいかなぁと思っています。

そのwebサイトを作るにあたり、Hugoをインストールして使うことにしました。 Hugoは、ネットで存在を知っていました。静的サイトジェネレータです。記事を「Markdown記法」で書いて、Hugoで変換すると、Webサイトを作ることができます。調べているうち、思った以上に簡単にサイトが出来ることが分かってきました。

わたしは、デジタルノートとしてEmacsのOrg-modeで、日々の記録を取っています。 Hugoについて調べていると、Org-modeの書式でHugoサイトが作成可能ということが分かりました。 これは本当にラッキーでした。ちゃんとMarkdownを覚える必要がなくなりましたし、そのままの記法が使えるのは、大きなアドバンテージになりました。

と。いう訳で、HugoでWebサイトを立ち上げるべく、試行錯誤が始まりました。

(続く)